台風予報、5日先まで6時間刻み 気象庁案、発生前の情報発信も
![台風予報の時間間隔改善のイメージ(※気象庁による)](/sites/default/files/images/newspack/2025-02PN2025021401001817.-.-.CI0003.jpg)
台風に関する情報発信を見直す有識者検討会が14日、開かれ、気象庁は5日先までの進路などの予報を現在の24時間刻みから6時間刻みにして発表する案を示した。早めの備えを促すために、熱帯低気圧が台風になる可能性といった1週間先までの見通しも公表するなど、発生前の情報発信も強化する。
委員から大筋で了承され、3月をめどに公表予定の中間取りまとめに盛り込む。
気象庁は台風の5日先までの予報を1日に4回発表している。現状では数日後に自分が住む地域に台風接近の可能性があっても日付程度しか分からないが、予報が細かくなることで進路や影響を受ける時間帯がより具体的に把握できる。