車15台立ち往生…熊本県内で積雪 山都町などで休校も 8日にかけ山間部中心に大雪の恐れ
九州上空に流れ込んだ寒気により熊本県内は5日から6日にかけて雪が降り、車の立ち往生や休校などの影響が出た。県危機管理防災課によると、人的、物的被害は確認されなかった。
氷川町と五木村をつなぐ県道宮原五木線の大通峠付近では5日午後6時ごろ、積雪で車がスリップするなどして動けなくなり、15台が立ち往生した。県によると、車に乗っていた26人は6日朝までに全員退避し、健康状態に問題はなかった。
県教育委員会のまとめでは6日、山都町や芦北町などで小中学校、特別支援学校の計20校が休校した。
県内各地の最低気温は阿蘇市で氷点下5・1度、高森町で同4・9度、南小国町で同4・3度など、18観測地点のうち12地点で0度を下回った。
熊本地方気象台によると、7日から8日にかけて再び強い寒気が流れ込み、県内は山間部を中心に大雪の恐れがある。8日午後6時までの24時間降雪量の予想は、山地で10センチ、平地で3センチ。積雪や路面の凍結による交通障害、農作物の管理などに注意を呼びかけている。(園田琢磨)
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