SBG、米半導体買収に向け協議 負債含め1兆円、米通信社が報道
【ニューヨーク共同】米ブルームバーグ通信は5日、ソフトバンクグループ(SBG)が、半導体設計を手がける米新興企業アンペアの買収に向けて協議を進めていると報じた。関係者の話として、企業価値は負債を含めて約65億ドル(約1兆円)と見積もっていると伝えている。
アンペアは、SBG傘下の英半導体開発大手アームの技術を活用して半導体を設計している。SBGによる買収が実現すれば、人工知能(AI)ブームを背景に需要が高まっている半導体の開発が加速し、企業向けクラウド市場で影響力を高められる可能性がある。
アンペアは元インテル幹部のルネ・ジェームズ氏が2017年に設立した企業。