平地でも大雪の恐れ　4～6日の県内、今冬一番の寒気　熊本地方気象台が警戒呼びかけ

熊本日日新聞 2025年2月3日 13:21
熊本地方気象台がある熊本合同庁舎
熊本地方気象台がある熊本合同庁舎

　熊本地方気象台は3日、この冬一番の強い寒気が上空に流れ込む影響で、熊本県内は4日から6日にかけて、山地のほか平地でも大雪の恐れがあると発表した。交通への影響や水道管の凍結、農作物の管理に警戒を呼びかけている。

　気象台によると、冬型の気圧配置が強まり、九州北部の上空約1500メートルに氷点下12度以下の寒気が流れ込む。特に4日午前中は天草・芦北地方の沿岸部、5日は県内全域で降雪量が多くなる見通し。

　24時間ごとの降雪量は、多いところで4日正午までに山地10センチ、平地5センチ。5日正午までは山地20センチ、平地10センチ、6日正午までは山地20センチ、平地10センチと予想している。

　厳しい冷え込みは11日ごろまで続く見通し。7日以降も大雪や路面の凍結などの恐れがあるという。（堀江利雅）

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