NY株反落、337ドル安 トランプ関税に懸念
【ニューヨーク共同】1月31日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比337・47ドル安の4万4544・66ドルで取引を終えた。トランプ米政権が2月からカナダ、メキシコなどに対し新たな関税を課すと伝わり、米経済の先行きに対する懸念から売り注文が膨らんだ。
レビット米大統領報道官が記者会見で、カナダ、メキシコへの25%の関税と、中国への10%の追加関税をいずれも2月1日に課すとのトランプ大統領の方針を改めて説明した。これを受けて米経済への影響やインフレへの警戒感が広がった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、54・31ポイント安の1万9627・44。