IOCを「世界スポーツ機関」に 会長選立候補の渡辺氏が改称提案
【ローザンヌ(スイス)共同】国際オリンピック委員会(IOC)の会長選挙に日本人で初めて立候補した国際体操連盟の渡辺守成会長(65)は30日、スイスのローザンヌで記者会見し、IOCを「ワールド・スポーツ・オーガニゼーション(世界スポーツ機関)」に改称し、役割を拡大する案を披露した。同日、非公開で行われた候補者によるプレゼンテーションで、投票権を持つIOC委員に説明したという。
渡辺氏は改革の狙いについて「(IOCが)五輪をただ運営するだけでは、スポーツの存在感をさらに高めることはできない」と説明。より積極的に社会貢献活動に取り組むべきだとの認識を示した。昨年12月に公約で発表した、世界五大陸の5都市で同時期に夏季大会を共催する「五大陸五輪」の構想もアピールした。
会長選は、任期満了で退任するトーマス・バッハ会長(71)=ドイツ=の後任を巡る争いで、3月後半にギリシャで行われる総会で実施する。渡辺氏のほか、世界陸連のセバスチャン・コー会長(68)=英国=らが立候補している。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「スポーツ」記事一覧-
大相撲男女ノ川にもプロレス勧誘 力道山、初期の興行戦略
共同通信 -
阪神の佐藤輝明、外野守備に意欲 沖縄・宜野座で合同自主練習
共同通信 -
渡辺氏、IOCを「世界スポーツ機関」に
共同通信 -
ドルトムント、新監督にコバチ氏 サッカーのドイツ1部
共同通信 -
豊昇龍のいとこ、入所式に 新弟子が通う相撲教習所
共同通信 -
レスリング、強化合宿公開 藤波「日々進化していく」
共同通信 -
伊調馨、日本代表コーチに抱負 「選手が一区切りついた感じ」
共同通信 -
引退の元照ノ富士「盛り上げて」 新横綱豊昇龍に言及
共同通信 -
楽天の宗山「楽しみも不安も」 ドラフト1位、春季キャンプ入り
共同通信 -
バウマン投手、ヤクルト入団会見 大谷に昨季本塁打浴びる
共同通信