余った年賀状、女子支援に 国際NPOが寄付呼びかけ

共同通信 2025年1月30日 05:15
 認定NPO法人「シャプラニール=市民による海外協力の会」の支援センターで読み書きを学ぶ女子(左)=バングラデシュ・ダッカ(同法人提供)
 認定NPO法人「シャプラニール=市民による海外協力の会」の支援センターで読み書きを学ぶ女子(左)=バングラデシュ・ダッカ(同法人提供)

 書き損じて余った年賀状が、発展途上国で家事労働に従事する女子の読み書き支援につながる―。バングラデシュやネパールで活動する認定NPO法人「シャプラニール=市民による海外協力の会」(東京)がこう呼びかけ、未使用や書き損じのはがきを集めている。寄付の受け付けは3月末まで。

 シャプラニールは、貧困を背景に住み込みで働く家事使用人の10代女子らを対象に、読み書きや計算を教えるセンターを運営。30人ほどが仕事の合間に通っている。

 はがきを換金して得られた資金は教材購入や日本での活動費用に充てる。現地での読み書きの授業は1日700円ほど必要で、手数料を除き85円はがき10枚分に相当。切手や外国の記念硬貨、貴金属の寄付も受け付ける。

 寄付の宛先は郵便番号169―8611、東京都新宿区西早稲田2の3の1、シャプラニール「はがきキャンペーン」係。問い合わせは同法人、電話03(3202)7863。

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