不法移民の摘発、4500人超に 第2次トランプ政権
【ワシントン共同】米移民・税関捜査局(ICE)は28日、不法移民ら969人を27日に拘束したと発表した。不法移民の大規模強制送還を掲げる第2次トランプ政権が20日に発足後、全米各地で摘発された犯罪歴がある不法移民らは4500人を超えた。
不法移民対策を担うノーム国土安全保障長官は28日、国土安全保障省で職員に対し「国を守るため、あらゆる法的権限を行使する」と宣言し、強硬姿勢を鮮明にした。
バイデン前政権下の昨年9月末までの1年間では1日当たり平均約310人が拘束された。トランプ政権が取り締まりを本格化させてから27日までの拘束者数の1日当たり平均は700人以上に急増している。