東証続落、一時200円安 半導体関連銘柄売られる
週明け27日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続落した。下げ幅は一時200円を超えた。平均株価への影響が大きい半導体関連銘柄が売られ、相場の重しとなった。
午前終値は前週末終値比232円22銭安の3万9699円76銭。TOPIXは13・62ポイント高の2764・66。
日銀の植田和男総裁が追加利上げを急がない方針を示したことから朝方は幅広い業種に買い注文が入り、一時300円超上昇した。その後は、トランプ米大統領が生成AIへの大型投資を発表したことから前週大きく値を上げた半導体関連銘柄に当面の利益を確定させる売り注文が広がり、平均株価を押し下げた。