最優秀は京都の寺竹瑠音さん 中学生人権作文コンテスト

共同通信 2025年1月24日 10:46

 法務省は24日、第43回全国中学生人権作文コンテストの入賞作品を発表した。最優秀の内閣総理大臣賞には京都府亀岡市立育親学園8年寺竹瑠音さんの「悪口」が選ばれた。

 寺竹さんは、ある友人の悪口を友達数人と陰で言い合っていたことが、本人に伝わってしまったエピソードを紹介。パリ五輪の選手に対するSNSでの誹謗中傷をニュースで知り、「ばれなければいい」という点で自分も同じだったと反省。「相手の立場に立って考えられる人になりたい」と記した。

 全国の6450校から73万6513人の応募があった。ハンセン病にまつわる作品のほか、偏見や差別、認知症の祖母を描いた内容もあった。

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