井上尚弥と金芸俊が計量パス 「正直ここまで長かった」
ボクシングの世界スーパーバンタム級主要4団体タイトルマッチ(有明アリーナ)の前日計量が23日、横浜市内で行われ、統一王者の井上尚弥(大橋)と、挑戦者の金芸俊(韓国)はともにリミットより100グラム軽い55・2キロでパスした。13秒ほどにらみ合った井上尚は「ここまで長かったというのが正直な気持ち。楽しみで待ち遠しい」と率直な心境を語った。
当初の挑戦者だったサム・グッドマン(オーストラリア)の2度の負傷により、試合は1カ月延期された上に対戦相手も直前に変更となった。異例の調整を強いられたが、王者は「スーパーバンタム級5試合目で体は少しずつでかくなり、完成形に近づいている」。
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