不法移民の摘発「開始」 米国境警備責任者

共同通信 2025年1月22日 06:30

 【ワシントン共同】トランプ米政権で国境警備責任者を務めるホーマン元移民・税関捜査局(ICE)局長代行は21日、CNNテレビのインタビューで、ICEが不法移民の取り締まりを始めたと述べた。犯罪歴のある不法移民が対象とみられるが、場所など詳細は明らかにしなかった。トランプ大統領が掲げる不法移民の大規模強制送還に着手した可能性がある。

 ホーマン氏は、バイデン前政権が4年間で実施できなかったことに、ICEは21日に着手したと指摘。「入念に計画された作戦だ」とし、犯罪歴のある不法移民の強制送還を「米国民は支持している」と話した。

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