トルコ、リゾート火災死者76人 未明出火報知機鳴らず被害拡大か
【イスタンブール共同】トルコのイェルリカヤ内相は21日夜、北西部にあるスキーリゾート地、カルタルカヤのホテルで起きた火災の死者が少なくとも76人になったと発表した。多くの客が就寝中の未明に出火。火災報知機が鳴らず、被害が拡大した可能性がある。
エルソイ文化・観光相によると、ホテルでは2021年と24年に防火設備などの検査が実施され、証明書が発行された。非常階段もあったというが、アナトリア通信によると、宿泊客の一人は火災報知機が鳴らなかったと証言した。
地元メディアなどによると、ホテルは12階建てで、レストランがある4階から出火した。出火原因は特定されていない。