ウクライナ、ロシアに大規模攻撃 国境から最大1100キロの施設
【キーウ、モスクワ共同】ウクライナ軍参謀本部は14日、国境から最大1100キロ離れたロシアの軍事施設などに大規模攻撃を行ったと明らかにした。ロシア国防省は同国西部ブリャンスク州にウクライナ軍の長射程兵器による攻撃があったとして、報復を宣言した。
ウクライナ側は、弾薬などを生産するブリャンスク州の化学工場のほか、南部サラトフ州や中部タタルスタン共和国の標的を攻撃したと主張。ロシア国防省は、ウクライナ軍が米国製地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」6発と、英国製の長射程巡航ミサイル「ストームシャドー」8発で攻撃したが、全て撃墜したとしている。