ボーイング24年納入34%減 エアバスが6年連続首位

共同通信 2025年1月15日 08:34
 米航空機大手ボーイングのロゴ=2011年1月(AP=共同)
 米航空機大手ボーイングのロゴ=2011年1月(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米航空機大手ボーイングは14日、2024年の民間航空機納入数が前年比34%減の348機だったと発表した。米アラスカ航空が運航する機体で起きた事故のほか、長期間にわたるストライキによって生産が停止したことが響いた。競合の欧州航空機大手エアバスは4%増の766機で、6年連続で世界首位となった。

 ボーイングは24年1月、米アラスカ航空が運航する737―9(MAXシリーズ)で、機体側面の開口部をふさぐ窓付きの「ドアプラグ」が飛行中に吹き飛ぶ事故が発生。安全性への信頼が揺らぐ中、民間機の受注が低迷していた。

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