インフレ率、縮小傾向続く 昨年12月のアルゼンチン

共同通信 2025年1月15日 07:02
 アルゼンチンのミレイ大統領(ゲッティ=共同)
 アルゼンチンのミレイ大統領(ゲッティ=共同)

 【サンパウロ共同】アルゼンチンの国家統計院は14日、2024年12月のインフレ率は前年同月比117・8%だったと発表した。11月は166・0%で、縮小は8カ月連続となった。

 ミレイ大統領が就任した23年12月は200%を超えており、経済省は14日の声明で「わずか12カ月でインフレを粉砕した」と成果を誇った。依然として高い水準ではあるが、経済を苦しめてきた高インフレ脱却への道筋が見えつつある。

 24年12月の前月比は2・7%。11月の2・4%からやや上昇したものの、カプト経済相は14日、X(旧ツイッター)に「インフレ解消が続いていることが確認された」と投稿した。

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