中国の李強首相と15日会談 自公幹部、習氏宛て親書も

共同通信 2025年1月14日 21:47
 握手する自民党の森山幹事長(左)と中国の王毅外相=14日、北京の釣魚台迎賓館(共同)
 握手する自民党の森山幹事長(左)と中国の王毅外相=14日、北京の釣魚台迎賓館(共同)

 【北京共同】自民党の森山裕、公明党の西田実仁両幹事長は15日、中国・北京で中国の李強首相と会談する。習近平国家主席に宛てた石破茂首相の親書を手渡す。森山氏が14日、記者団に明らかにした。森山、西田両氏は同日、中国共産党最高指導部の一人で序列4位の王滬寧・人民政治協商会議(政協)主席や王毅外相と相次ぎ会談。要人との対話を通じて意思疎通のパイプを構築し、日中関係の安定化につなげたい考えだ。

 14日に開かれた自公と中国共産党との政党間対話「日中与党交流協議会」では、「建設的かつ安定的な日中関係」の構築で一致。東京電力福島第1原発処理水の海洋放出に伴う中国による日本産水産物の輸入規制に関しては、政府間の協議を加速し、適切に処理する方針を確認した。今年秋に日本で協議会を開くことも申し合わせた。

 王滬寧氏は会談冒頭で「各レベルの対話や交流を増進させ、関係の長期的発展のため、さらなる貢献をしていく」と言及した。西田氏は日本産牛肉の輸入再開や精米の輸入拡大を要請した。

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