東証、午前終値3万8469円 一時800円安、半導体株に売り
連休明け14日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続落した。前週末終値からの下落幅は一時800円を超え、節目の3万9000円を下回った。前日の米国市場でハイテク株が下落した流れなどを引き継ぎ、株価水準が高い半導体関連株などが売られ平均株価を押し下げた。
午前終値は前週末終値比720円82銭安の3万8469円58銭。東証株価指数(TOPIX)は34・37ポイント安の2679・75。
前週末に発表された米雇用統計が好調だったことで、米連邦準備制度理事会の利下げ観測が後退。日本の長期金利も上昇したことで、企業の資金借り入れコストが増えるとの懸念も相場の重しとなった。