台湾民衆党、台北市で反政権集会 「公正な司法」要求

共同通信 2025年1月11日 19:46
 11日、台北市で台湾民衆党が開いた集会に参加する人々(共同)
 11日、台北市で台湾民衆党が開いた集会に参加する人々(共同)

 【台北共同】台湾第2野党、台湾民衆党は11日、柯文哲前主席に対する収賄罪などでの訴追は政治迫害だと訴え、公正な司法を求める抗議集会を台北市で開いた。最大野党、国民党の立法委員(国会議員)らも合流し、民主進歩党(民進党)の頼清徳政権を批判した。

 民衆党の黄国昌代理主席は記者団に「台湾人民は党派を超え、司法に手を出すのをやめるよう頼政権に求めなければならない」と述べた。民衆党は集会に10万人以上が参加したとしている。

 民進党のシンボルカラーが緑であることから、参加者らは「『緑色権威主義』を拒否する」などとスローガンを叫んだ。柯氏の妻や妹も参加し、潔白を訴えた。

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