サッカー大津高、ゴルフ竹田…7団体26個人「県民の励みに」 熊日スポーツ賞贈呈式
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2024年に国内外の大会で活躍した熊本県関係選手や指導者らをたたえる第55回熊日スポーツ賞の贈呈式が11日、熊本市中央区の熊日本社であり、7団体26個人を表彰した。
大賞は1団体1個人。女子プロゴルフの竹田麗央(21)=ヤマエグループHD、国府高出=は国内ツアー8勝を挙げ、自身初の「年間女王」を獲得。大津高サッカー部は高校年代最高峰の高円宮杯U-18プレミアリーグで初の全国制覇を果たした。

特別賞は、パリ五輪・パラリンピックやボクシング世界戦で活躍した8個人。奨励賞は主要な全国大会で優勝するなどした6団体16個人を選出した。指導者賞はカヌー競技で長年、全国トップクラスの選手を輩出してきた人吉高の大瀬修平監督(49)を選んだ。
贈呈式で熊日の藤本雅士常務が受賞者に盾やメダルを手渡し、「皆さんの活躍は県民を励まし、活気づけるものとなった」とあいさつ。熊本県体育保健課の濱本昌宏課長は「厳しい練習が実を結んだ結果。心から敬意を表したい」とたたえた。
受賞者を代表し、大瀬監督が「この賞に恥じぬよう、熊本のスポーツ界への貢献に努めていきたい」と謝辞を述べた。(宮﨑達也、萩原亮平、野村拓生)
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熊本市出身。早回しの歌に乗せた形態模写やデフォルメの効いた顔まねでデビューして45年。声帯模写も身に付けてコンサートや座長公演、ドラマなど活躍の場は限りなく、「五木ロボ」といった唯一無二の芸を世に送り続ける“ものまね界のレジェンド”です。その芸の奥義と半生を「ものまね道」と題して語ります。