メタのファクトチェック廃止批判 米大統領「恥ずべきこと」
【ワシントン共同】バイデン米大統領は10日、IT大手メタが運営する交流サイト(SNS)で、第三者機関による投稿内容のファクトチェック制度を米国で廃止すると発表したことについて「恥ずべきことだ」と批判した。ホワイトハウスで記者団に語った。
バイデン政権は発足以来、人種差別をあおるヘイトスピーチ、新型コロナのワクチン効果や選挙を巡る偽情報が野放しにされているとして、SNSの運営企業に拡散防止を求めてきた。メタは投稿を管理することに批判的なトランプ次期大統領に配慮したとみられる。
バイデン氏は「ファクトチェックをせず、差別に関することを一切報じないのは米国的ではない」と強調した。
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