米、対ロ制裁石油大手追加 英同調、資源収入打撃狙う

共同通信 2025年1月11日 07:21
 2021年、街に掲げられた米国とロシアの国旗の下を歩く人々=ジュネーブ(ゲッティ=共同)
 2021年、街に掲げられた米国とロシアの国旗の下を歩く人々=ジュネーブ(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米政権は10日、ロシアの石油大手2社を制裁対象に追加したと発表した。米企業などに対し制裁対象との取引を制限する。ウクライナ侵攻を続けるロシアの戦費を調達する上で重要な収入源である、エネルギー産業に打撃を与える狙い。英国も同様の制裁を実施した。

 新たに対象となるのはガスプロムネフチとスルグトネフテガス。これらの企業から石油を購入する際などのドル建ての取引が困難になる。同時に、ロシアが欧米から科された制裁を逃れるために使っている「影の船団」を含む183のタンカーも制裁対象として加えた。

 制裁が十分に機能すれば「毎月数十億ドル以上の経済的な損害が出る」と見込む。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧