鳥インフル、5万羽殺処分 岩手・軽米の養鶏場

共同通信 2025年1月5日 17:44

 岩手県は5日、同県軽米町の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例について、遺伝子検査の結果、陽性が確認されたと発表した。飼育されている肉用鶏約5万羽を殺処分する。県内での発生は今季2例目。養鶏場から半径10キロ圏内にある農場で鶏などの移動や搬出を制限した。

 当該の養鶏場は4日午前、死んだ鶏の数が増えていると県に報告し、簡易検査では10羽のうち9羽が陽性だった。

 また県は、高病原性鳥インフルエンザが2日に確認された盛岡市の養鶏場で飼育していた約12万羽の殺処分を完了した。埋却は6日に終える見込みで、鶏舎の消毒などを実施している。

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