熊本市電、進まぬ「電停バリアフリー化」半数満たず 運行トラブル続発…車いす利用など安全確保にも課題

熊本日日新聞 2025年1月3日 22:30
熊本市が2026年度にバリアフリー化工事を計画する市電の味噌天神前電停。現在の幅員は0・75メートルで車いすでの利用はできない=2024年12月15日、中央区

 熊本市電の電停のバリアフリー化が進まない。市は全35電停での対応を目指しているが、現時点で完了したのは15電停と半数に満たない。事業費の確保や電停の拡幅に必要な用地の取得が簡単ではないことが主な理由だ。運行トラブルが続発して信頼が揺らぐ市...

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