台湾の野党前主席、再勾留決定 収賄罪で起訴後に保釈

共同通信 2025年1月3日 04:15
 昨年12月30日、台北地裁から出る台湾民衆党の柯文哲主席(中央)
 昨年12月30日、台北地裁から出る台湾民衆党の柯文哲主席(中央)

 【台北共同】台北地方法院(地裁)は2日夜、収賄罪などで起訴された台湾第2野党、台湾民衆党の柯文哲前主席の勾留を決定した。柯前主席は起訴後に保釈されたが、地裁は逃亡や証拠隠滅の恐れがあるとして勾留を求める検察側の主張を認めた。

 台湾民衆党は捜査は政治的迫害だと主張しており「遺憾」の意を表明。柯前主席と共に潔白を訴えていくと強調した。

 台北地方検察署(地検)は昨年8月に柯前主席を逮捕し、12月、台北市長時代の商業施設建設を巡る収賄罪などで起訴。その後保釈されたが、地検は地裁の保釈決定を不服として2度にわたり抗告し勾留の必要性を訴えていた。柯前主席は今月1日の民衆党の会議で主席を辞任した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧