NY株、2年連続で上昇 利下げ、AIブームを追い風に

共同通信 2025年1月1日 07:55
 ニューヨーク証券取引所
 ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】12月31日のニューヨーク株式市場は2024年最後の取引となり、ダウ工業株30種平均は3営業日続落となる前日比29・51ドル安の4万2544・22ドルで取引を終えた。米利下げや人工知能(AI)ブームを追い風に、年間ベースでは12・9%と2年連続で上昇した。

 米連邦準備制度理事会(FRB)は9月、4年半ぶりとなる利下げを決定。景気後退を避けつつ物価上昇を抑える経済の「軟着陸」実現への観測が高まった。エヌビディアなど半導体関連株への投資熱も相場を支えた。

 11月の米大統領選でのトランプ氏勝利を受け、減税や規制緩和への期待からダウ平均が初めて4万5000ドル台に乗せたほか、ナスダックも2万ポイントを超えて「トランプ相場」の様相を呈した。

 ただ、トランプ政権が再始動する25年は、米中関係悪化やインフレ再燃が米経済を減速させるリスクがある。米系証券会社のエコノミストは「先行きは不透明で、相場が乱高下する展開もあり得る」との見方を示した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧