釧路港水揚げ量、2年連続日本一 17万トン、イワシ好調
北海道釧路市は27日、釧路港の2024年の水揚げ量が速報値(23日時点)で17万3304トンとなり、2年連続で日本一になったと発表した。同市水産課によると、豊漁が続くイワシの巻き網漁が約14万8千トンを占める。水揚げ高は約117億円と3年連続で100億円を超えた。
釧路港は23年の水揚げ量が約19万トンで、11年から22年までトップを守っていた銚子港(千葉県銚子市)を抜き、1991年以来の日本一となった。銚子市によると、銚子港の24年の速報値(25日時点)は14万1065トンだった。イワシとサバが不漁という。
釧路市水産課によると、近年不漁が続くサンマは数量、金額ともに増加した。