24年東京物価2・1%上昇 食品値上げ、生活負担増
総務省が27日発表した生鮮食品を除く東京都区部の消費者物価指数の2024年平均(中旬速報値、20年=100)は、前年比2・1%上昇の107・2だった。伸び率は23年の3・0%から縮小したものの、引き続き原材料高による食料品などの値上げは相次いでおり、生活の負担は増している。
東京都区部の24年12月の指数は前年同月比2・4%上昇の108・6だった。伸び率は11月(2・2%)から0・2ポイント増加し、2カ月連続で拡大した。
東京都区部の指数は、全国の物価動向の先行指標となる。