トヨタ自動車、上海にEV新工場 レクサス生産、27年稼働へ
トヨタ自動車が中国・上海で電気自動車(EV)を生産する新工場を建設する方向で調整していることが23日、分かった。トヨタとして初となる単独出資の現地工場で、高級車ブランド「レクサス」のEVを製造する。2027年ごろの稼働を目指すが、EVは需要が大きく変動するため、需要動向次第では変更される可能性もある。
トヨタの中国生産は、これまで中国企業との合弁会社が担ってきた。中国第一汽車集団との「一汽トヨタ」と、広州汽車集団との「広汽トヨタ」の2社があり、「カローラ」や「RAV4」、EVの「bZ4X」などを手がける。