能登地震の教訓など教育に生かす 石川県が検討会、熊本と意見交換

共同通信 2024年12月16日 18:26
 能登半島地震の教訓や防災への備えを子どもたちに学んでもらうプログラム作成に向けた検討会=16日午後、石川県輪島市
 能登半島地震の教訓や防災への備えを子どもたちに学んでもらうプログラム作成に向けた検討会=16日午後、石川県輪島市

 石川県は16日、能登半島地震の教訓や防災への備えを子どもたちに学んでもらうプログラム作成に向けた検討会を開き、2016年の熊本地震で被災した観光関係者らと意見交換した。熊本県益城町で語り部活動に取り組むNPO法人の吉村静代共同代表は「被災を体験したからこそ伝えられる内容を盛り込んでほしい」と呼びかけた。

 熊本県観光連盟によると、熊本地震後に設けた防災プログラムによる修学旅行生の受け入れは、18~23年度に計5万人に上る。被害が大きい益城町は観光地ではなく、住宅街に震災遺構である断層があるため、観光連盟の担当者は「駐車場やトイレを整備する必要があった」と振り返った。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧