「体を棒に」「前を見て」  走るコツ、正しいフォーム学ぶ 熊本学園大「親子走り方教室」 <PICK UP!>

熊本日日新聞 2024年12月13日 17:00

 つぎうんどうかいかつやくできそう!? くまTOMOへんしゅうしつは11がつ30にちくまもとちゅうおうくまもとがくえんだいグラウンドで「おやはしかたきょうしつ」をひらきました。しゃかいふくがくライフ・ウェルネスがったかはしきょうへいじゅんきょうじゅりくじょうきょうがくせい9にんどう。くまTOMOサポーターおややく20くみが、はやはしるコツやただしいフォームをまなびました。(かわきたのぞみ

くまTOMOサポーター親子に速く走るコツなどを伝える熊本学園大の髙橋恭平准教授(左)=11月30日、熊本市中央区
くまTOMOサポーター親子に速く走るコツなどを伝える熊本学園大の髙橋恭平准教授(左)=11月30日、熊本市中央区
「親子走り方教室」で速く走るコツなどを説明する熊本学園大の髙橋恭平准教授=11月30日、熊本市中央区
「親子走り方教室」で速く走るコツなどを説明する熊本学園大の髙橋恭平准教授=11月30日、熊本市中央区

 くまもとがくえんだいは、まなびのコミュニティサイト「くまTOMO S+」にきょうりょくするパートナーのひとつ。たかはしじゅんきょうじゅだいがくりくじょうきょうかんとくで、ほんオリンピックいんかいきょうスタッフなどのけいけんちます。まずはおにごっこでからだあたため、ウオーミングアップしました。

 はしるときにしきすべきじゅうようなポイントは、「めんかた」。たかはしじゅんきょうじゅはロープとぼうとしてせ、めんからのかえりのちがいをしめして「はやはしるためにひつようなのは、めんつよちからくわえたときのはんぱつりょくちゃくするしゅんかんは、からだを『ぼう』のようにしっかりとかためよう」とはなしました。

利き足をチェックする親子
利き足をチェックする親子

 さっそくどもたちもあしくびやひざががらないようにジャンプし、ただしい姿せいかくにんしました。かないほうあしは、できるだけたかからろし、つよちからめんをたたくようにします。「なわびなどを使つかってジャンプのれんしゅうをしましょう。たいせつなのはかえつづけて、しきにできるようになることです」

指導されたフォームを意識しながらスタートするくまTOMOサポーター=11月30日、熊本市中央区
指導されたフォームを意識しながらスタートするくまTOMOサポーター=11月30日、熊本市中央区
指導されたフォームを意識しながら走るくまTOMOサポーター=11月30日、熊本市中央区
指導されたフォームを意識しながら走るくまTOMOサポーター=11月30日、熊本市中央区

 つぎに、スタートのかくにんちょくりつじょうたいだれかになかしてもらい、とっさにほうあしうしろにきます。スターターのほうず、ピストルおんしゅうちゅうすること。にんげんは「る」よりも「く」ほうはやはんのうできるそうです。これらをまえ、50メートルそうのタイムそくていをしました。どもも大人おとなぜんりょくしっそう。「あしいっしょになってるよ」「しっかりまえて」-。たかはしじゅんきょうじゅがくせいじょげんびました。

陸上競技部の学生(右)もやさしく教えてくれました
陸上競技部の学生(右)もやさしく教えてくれました

 バトンパスは、もらうほうはできるだけたかくしてち、うしろをかずにそくするように。おやなんれんしゅうするにつれて、いきぴったりでつなぐ姿すがたえていきました。

バトンパスの練習をする親子
バトンパスの練習をする親子

 さいは、おやリレーでタイムをきそいました。バトンパスがうまくいかなかったり、ころんでくやなみだながしたりする姿すがたも。このおやがじっくりとい、きずなふかまるちょうかいにもなったようでした。

 はしるのがにがというくまもとだいぞくしょう5ねんくすもとはるさんは「さいしょさんするのがちょっといやだなとおもっていた。でもはしかたのコツをおしえてもらって、まえよりもはやくなれたがする」としんをつけたようでした。

表彰式で、髙橋恭平准教授(左)から賞状を受け取るくまTOMOサポーター
表彰式で、髙橋恭平准教授(左)から賞状を受け取るくまTOMOサポーター

りくじょうきょう学生がくせいからアドバイス
ポイントはたのしむこと さいまではしこう

 「おやはしかたきょうしつ」では、りくじょうきょうがくせい9にんがスターターやタイムろくなどうんえいきょうりょくし、くまTOMOサポーターたちにあしおしえてくれました。きびしいれんしゅうかさねている〝せんぱい〟から、メッセージやじょげんをもらいました。

「親子走り方教室」でくまTOMOサポーターらに指導してくれた髙橋恭平准教授(左)と陸上競技部の学生たち
「親子走り方教室」でくまTOMOサポーターらに指導してくれた髙橋恭平准教授(左)と陸上競技部の学生たち
本格的な電気計測でタイムを測りました
本格的な電気計測でタイムを測りました

 3ねんやまえいしんさん おしえながら、ぶんしんだいなことをさいかくにんできるかいとなりました。はしることを「たのしい」とおもうことがはやくなるポイント。あしおおきくうごかしましょう。

 2ねん五十嵐いがらしはるさん みなさんがよくてきにいろいろといてくれてたのしかったです。せっをしっかりしてめんからのはんぱつをもらうこと、そしてなによりさいまであきらめずにはしくことがじょうたつのコツです。

陸上競技部の学生(右)もやさしく教えてくれました
陸上競技部の学生(右)もやさしく教えてくれました

 1ねんがみさん りょくしたぶんだけけっるのがりくじょうたのしさ。ただ、おもうようにならないときだってあります。ちのえがだいで、あきらめてはいけません。ぜんりょくでゴールをしてほしいです。

 2ねんあかようさん はやはしるためにはれんしゅうたいせつで、はしみはれんしゅうほうひとつ。てんしゃ使つかってかいてんりょくたかめるれんしゅうこうてきです。「ぶんとのたたかい」はくるしみもあるけど、なかいっしょはしるのがたのしいです。

「親子走り方教室」に参加したくまTOMOサポーターと、指導した髙橋恭平准教授(中央手前)や学生ら
「親子走り方教室」に参加したくまTOMOサポーターと、指導した髙橋恭平准教授(中央手前)や学生ら

さんしゃこえ

3位になりました(市川さん提供)
3位になりました(市川さん提供)

 ぼくははしることがきです。でもうんどうかいでは2でした。だからはしかたきょうしつにさんかしました。はやくはしるためには、めんにぼうになってくといいことがわかりました。あしがはやくなったのでらいねんうんどうかいは1になります!(くまもとりつじょう西せいしょう2ねんいちかわしゅうさん)


 「スタートのフォームは、姿せいからなかかるしたときあしうしろにいてスタートする」。かんぜんはんたいにしていました。バトンパスのれんしゅうひだりでバトンをけるときのちゅうてんでは「ぶんあしはば20そくぶんてんからまえいてはしす」。ひだりけるのですが、はんかいてんしてしまうくせがありました。これがげんいんころんでしまいました。きょうへいせんせいがくせいかたあつどうのおかげでべんきょうになりました。(こうりつみなみおかしょう2としきのしたはるさんとしゃ

バトンパスの練習をする親子
バトンパスの練習をする親子

 せんせいはなしかりやすくて、一人ひとりでもれんしゅうができるものがおおくてかったです。だいがくせいのおにいさんおねえさんもしんせつでした。(くまもとりつけんぐんひがししょう2ねんうえはらよしひささん)

 あしをまっすぐぼうにしてめんることがはやはしるコツといたのでこれからやってみます。おやバトンパスはスピードやタイミングがむずかしかったけどたのしかったです。(くまもとりつさししょう6ねんすずりかわさとさん)

親子リレーのタイムを競って楽しみました
親子リレーのタイムを競って楽しみました

 どもだけのはしかたきょうしつはあるのですが、大人おとなになって、たんきょがるならえるかいがなかなかないので、こんかいは、おやさんできとてもたのしかったです。はしかたようときのポーズ、バトンパスをおしえていただき、とてもためになりました。とくようときに、ゆうのどちらのあしまえすべきなのか、もんおもったことがなかったので、からうろこでした。バトンパスで、もらうがわはしすタイミングもたいてきで、とてもかりやすかったです。せんせいだけでなく、がくせいかたのサポートもあり、とてもありがたかったです。(くまもとだいぞくしょう1ねんとうこうさくさんのしゃ


 いままではしるのがにがいやでしたが、はしかたきょうしつって、はしるコツをおしえていただき、すこしだけしんをつけることができました。(くまもとだいぞくしょう5ねんくすもとはるさん)

表彰式の様子(村田さん提供)
表彰式の様子(村田さん提供)

 スタートのあし、リレーのバトンパスのすうのとりかたをわかりやすくおしえていただきありがとうございました。またかいがありましたらランニングフォームのどうをよろしくおねがいします。(くまもとりつひがしまちしょう5ねんむらさん)


 はやはしるために「ぼうになること」ががいむずかしかったです。はしるのがおそく、はしることたいきではありませんが、リレーのれんしゅうたのしかったです。ははむすめ2人ふたりっきりのちょうかんでした。(西にしはらそんりつやま西にししょう5ねんあきよしはるさんのしゃ

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