「本渡道路Ⅱ期」で中心くい打ち式 天草市と熊本市つなぐ熊本天草幹線道路の一部 県が本格的測量に着手へ
天草市と熊本市をつなぐ熊本天草幹線道路(約70キロ)の一部となる「本渡道路Ⅱ期」(天草市志柿町、約2・8キロ)の中心くい打ち式が1日、天草市の志柿地区コミュニティセンターであった。熊本県が本格的な測量に着手する。
県と天草市、熊本天草間幹線道路整備促進期成会主催。木村敬知事や国会議員、県議など約60人が参加した。木村知事は「医療や防災のための命の道であり、地方創生にもつながる。整備を推進し、天草の人々の命と暮らしを守りたい」と話した。馬場昭治市長も「早期の整備実現のため最大限努力していく」と述べた。
同幹線道路は国と県が整備を進め、昨年までに約3割となる18・3キロが供用を開始。本渡道路Ⅱ期は、片側1車線、幅12メートルで総事業費は約248億円。県は今後詳細な設計に入る予定で、供用の開始時期は未定。(鬼束実里)
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