手間暇かけ、おいしいご飯 稲刈りと調理体験 ホテル日航熊本の食育イベント <PICK UP!>

熊本日日新聞 2024年11月22日 17:00

 いねりや調ちょうたいけんするホテルにっこうくまもとくまもと)のしょくいくイベントが4日よっかやまちょうひらかれました。さわやかなあきぞらもとおややく20くみさん。くまTOMOサポーター5にんくわわり、のうりょうにんろうじっかんしました。(かわきたのぞみ

ホテル日航熊本で寿司長を務める小野紀生さん(左)から巻きずしの作り方を教わる子どもたち
ホテル日航熊本で寿司長を務める小野紀生さん(左)から巻きずしの作り方を教わる子どもたち

 ごろくちにするしょくざいがどのようにそだち、しょうされるのかをつたえようと、10ねんじょうつづこうれいイベント。ホテルはやまちょうゆうのうぎょうかんするきょうていむすんでおり、ちょうないにあるホテルのせんようのうじょうしゅうごうしました。

 まちわかのうらでつくるいきおこしがいしゃやまでしか」のメンバーが、きんねんあつさやこうけいしゃそくなどによって、コメのしゅうかくりょうっているげんじょうなどをせつめい。「やまちょうは、がくりょう使つかわない、ゆうJASにんしょうけたのうかずほんいちのうおもいやろうかんじながら、たいせつべてほしい」とびかけました。

鎌を使って稲刈りをするくまTOMOサポーター=11月4日、山都町
鎌を使って稲刈りをするくまTOMOサポーター=11月4日、山都町

 かいではなくかまむかしながらのぎょうおそわりました。「こめ」というは「はちじゅうはち」とぶんかいできることから、えやいねり、もみすりなど88のがかかるとわれているそう。どもたちはがねいろいなたばでつかみ、かまで「ザクッ」。「こしに(たんが)る」「かんしょくちいい」とたのしんでいました。

かまどで炊き上がったご飯をのぞき込む子どもたち
かまどで炊き上がったご飯をのぞき込む子どもたち

 いねりにあせながしたあとは、ちょうないしょうがっこうあと調ちょうたいけん。ホテルない寿どころたちばな」の寿ちょうのりさん(46)のほどきで、もとしんまいきずしといなりずしをつくりました。じつは、しんまいめしにはあまりてきさないとのこと。米のとぎかたなどをふうするプロのわざでおいしくげたごはんようしてくれました。

巻きずし作りに挑戦するくまTOMOサポーター
巻きずし作りに挑戦するくまTOMOサポーター

きずしは、きすにいたのりにめしひろげ、ゴボウやニンジンなどもとさんざいをのせてきました。いなりは、ごはんかるにぎってあげのなかれ、きれいにかたちととのえました。どもたちはれないつきながら、ようまねでようげていました。

自分で調理した巻きずしといなりずしのほか、ホテル日航熊本のシェフによる特製ランチを味わうくまTOMOサポーター
自分で調理した巻きずしといなりずしのほか、ホテル日航熊本のシェフによる特製ランチを味わうくまTOMOサポーター

 かんせいさせたら、おちかねのちゅうしょくかん。プロのりょうにんとくせいのきんぴらやだしまきたまごなどもわれ、しょくランチにしたつづみちました。だんあまりきずしはべないというくまもとりつさくらしょう2ねんいのうえさんは「ぶんつくったからおいしい」とにっこり。さいばいしゅうかく調ちょうひまをかけてならしょくたくのありがたさをかみしめました。

TOMOサポが直撃ちょくげき 「なぜすし職人しょくにんに?」「おいしくにぎるコツは?」
寿 ちょう小野おのさんにインタビュー

 くまTOMOサポーターの5にんが、ホテルにっこうくまもとない寿どころたちばな」の寿ちょうのりさん(46)へのインタビューにちょうせんしゃになりきり、おいしいおすしをにぎけつごとにかけるおもいなどを〝ちょくげき〟しました。

ホテル日航熊本の寿司処「橘」で寿司長を務める小野紀生さん(左)にインタビューするくまTOMOサポーター
ホテル日航熊本の寿司処「橘」で寿司長を務める小野紀生さん(左)にインタビューするくまTOMOサポーター

 -どうしてすししょくにんになったの?
 「あまくさうしぶかじっけいえいしていたりょかんぐためにりょうにんになりました。りょかんはもうありませんが、こうこうそつぎょうきょうなどでしょくしゅぎょうかさね、18ねんまえからホテルにっこうくまもとですししょくにんとしてにぎっています」

 -むずかしいごとたのしいごとは?
 「カウンターでおきゃくさまとたいめんしてにぎるのはむずかしいですが、かいするのはとてもたのしいです。あじなどについてきびしいけんわれることもありますが、『おいしい』とちょくせつわれるしゅんかんがうれしいです」

 -こめのとぎかたおしえて。
 「こめさいしょにぎゅっとみずむので、ためたみずなかにじゃぶっとれます。そして1、2かいのひらの1ばんやわらかいところでかるくとぎます。うまみがなくなるので、でんぷんしつしろいにごりをきれいにしすぎないことがだいです」

 -おいしいおすしをつくるコツは?
 「まごころをめること。また、つめたいものはつめたく、あたたかいものはあたたかくていきょうするために、ネタをったらすぐにぎります。わたしは1かん10びょうくらいですね。さかなのおいしさをたもつため、なつこおりみずつめたくしてにぎることもあります」

 -おすしは、はし、どっちでべるのがせいかい
 「できればで。ちょくせつさわって、あたたかさやつめたさをかんじてからべてもらいたいからです。でも、はしがマナーはんというわけではありません。はしべるひとには、じゃっかんつよにぎり、くずれにくくしてします」

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