eスポーツで審査基準策定へ 暴力表現、性的描写で対策
既存のスポーツ界との接近が進むeスポーツで、それぞれのゲーム内容の健全性を評価する審査基準の策定に向け、国内のスポーツ関連団体が検討に入った。殺傷など暴力的な表現や性的な描写について審査し、スポーツ大会での実施にふさわしいかどうかを判断する。関係者が1日、明らかにした。
ゲームによっては銃で撃ち合うなど残虐な場面もあり、一定の基準を設ける必要性を指摘する声が出ていた。国内では主に家庭用ゲーム機を対象とし、対象年齢を区分するなどの制度をNPO法人が導入しているが、スポーツ界で過激な表現の対策に乗り出すのは初めて。関係者は「中立的な立場から、問題ないとお墨付きを与える仕組みが必要」と語った。
日本スポーツ政策推進機構を中心に今後、審査基準の詳細を詰める。日本オリンピック委員会や日本スポーツ協会、日本eスポーツ連合、スポーツ庁などとも協力する。国民スポーツ大会の文化プログラムとして行われる全国都道府県対抗eスポーツ選手権(12月・佐賀県)で、基準の素案を試験的に適用することも検討している。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「スポーツ」記事一覧-
57歳カズ、小学生らと試合 4人制サッカー大会に参加
共同通信 -
飛び込み玉井、立命大へ パリ五輪銀「成長したい」
共同通信 -
早田ひな、Tリーグに今季初出場 左手首のけがから回復途上
共同通信 -
選手らの宿泊先、仮設施設も活用 愛知・名古屋アジア大会
共同通信 -
兄弟同時三役、今年の稽古納め 若元春と若隆景が11番
共同通信 -
車いすバスケ鳥海、欧州挑戦表明 「ロスでパラの舞台に」
共同通信 -
志田千陽、松山奈未組が2回戦へ 全日本バドミントン第2日
共同通信 -
京都精華、慶誠などが4強 全国高校バスケ第4日
共同通信 -
高校ラグビー、27日開幕 初日は京都工学院など登場
共同通信 -
広島の左山「挑戦者の気持ち」 クラシエ杯決勝へ記者会見
共同通信