参院議長、関口昌一氏で調整 自民、尾辻氏後任に
自民党は、体調不良を理由に参院議長を辞任する意向の尾辻秀久氏(84)の後任に、関口昌一参院議員会長(71)を推す方向で調整に入った。議長は第1会派から選ぶのが慣例で、11日召集予定の特別国会で選出される見通しだ。関係者が1日、明らかにした。
関口氏は埼玉選挙区選出で当選5回。総務副大臣や党参院国対委員長を務めて2019年に参院議員会長に就任、22年の会長選で再選された。関係者によると、参院自民のトップを長く務めた経験を踏まえ、関口氏が議長に適任と判断した。
関口氏の後任の参院議員会長には武見敬三前厚生労働相が取り沙汰されている。