熊本と台湾の郵便局が姉妹協定 相互訪問で交流を促進 オリジナル切手発行も TSMC進出踏まえ
日本郵便(東京)と台湾の中華郵政(台北市)は29日、熊本と台湾の計六つの郵便局について「姉妹郵便局」の協定を結んだ。台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町への進出で、交流が活発化していることを踏まえた。姉妹郵便局の相互訪問などで連携を深める。
日本郵便は海外の郵便局と初めて姉妹協定を結ぶ。熊本側は熊本城東(熊本市中央区)、菊陽久保田(菊陽町)、西合志(合志市)、室(大津町)の4局。台湾側は台北市の2局。互いに訪問するほか、地域産品の販売で協力。11月には協定を記念したオリジナル切手を発行する。
熊本市中央区の日本郵便九州支社で締結式があり、中華郵政の蔡文慶副社長は「協定は中華郵政にとって従来にない取り組み。台北と熊本の友好の架け橋になることを期待している」と話した。九州支社前に設置する中華郵政のポストのオブジェも披露された。(田代智也)
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
熊本のニュース-
【とぴっく・高森町】すまいるフェスタinたかもり
熊本日日新聞 -
【とぴっく・阿蘇市】阿蘇市民文化祭
熊本日日新聞 -
【とぴっく・南阿蘇村】第16回みなみあそボランティアまつり
熊本日日新聞 -
能登支援へ障害者育てた野菜販売 東海大の学生ら 9、10日、西原村・萌の里で
熊本日日新聞 -
八代市、八代自動車学校と災害時連携協定 救援部隊の活動拠点を提供
熊本日日新聞 -
TSMC進出の菊陽町、渋滞緩和へ時差出勤試行 11日から
熊本日日新聞 -
熊本市新庁舎移転建て替え 「市民に丁寧な情報提供を」 市議会最大会派・自民党市議団が市に要望
熊本日日新聞 -
チャイナエア、熊本支店を開設 熊本や南九州での営業強化 台湾の魅力をPR
熊本日日新聞 -
ボクシング堤(九州学院高出)、タイトル奪取を熊本市長に報告 WBAバンタム級王者
熊本日日新聞 -
「勇気と希望くれる」義足のスポーツクラブ 熊本が拠点「ファイヤーブレーズ」 九州に活動拡大、会員数5倍に
熊本日日新聞
STORY
連載・企画-
移動の足を考える
熊本都市圏の住民の間には、慢性化している交通渋滞への不満が強くあります。台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出などでこの状況に拍車が掛かるとみられる中、「渋滞都市」から抜け出す取り組みが急務。その切り札とみられるのが公共交通機関の活性化です。連載企画「移動の足を考える」では、それぞれの交通機関の現状を紹介し、あるべき姿を模索します。
-
学んで得する!お金の話「まね得」
お金に関する知識が生活防衛につながる時代。税金や年金、投資に新NISA、相続や保険などお金に関わる正しい知識を、しっかりした家計管理で安心して生活したい記者と一緒に、楽しく学んでいきましょう。
※次回は「損害保険」。11月14日(木)に更新予定です。