【2024年衆院選 出口調査と選挙戦分析】熊本3区 30~60代の5割以上、坂本氏に投票
10月27日投開票の衆院選で、熊本県内小選挙区は1~4区のいずれでも自民党前職が圧勝した。派閥の裏金事件で党への逆風が吹く中でも、全議席を手堅く守った。
野党は立憲民主党、共産党、社民党が候補者を一本化して共闘。そこに1~3区に参政党、4区に日本維新の会が加わり、それぞれ3候補が争う展開となった。野党は政権交代を訴えたが、及ばなかった。
比例九州ブロックの県内分では自民が第1党を守ったものの、票数は伸び悩んだ。国民民主党やれいわ新選組などが得票を伸ばし、政権批判票の受け皿を担った。
共同通信社が投開票日に実施した出口調査に熊本日日新聞社の取材を加え、県内の投票結果を分析した。
出口調査は小数点以下切り捨て。グラフの小選挙区の得票率は小数点第2位を四捨五入、比例代表の得票数は小数点以下切り捨てのため、合計が100%にならない場合がある。
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