熊日学生音楽コンクール・合唱部門 帯山中がグランプリ 3年ぶり2度目
第57回熊日学生音楽コンクールの合唱部門本選が20日、熊本市中央区の熊本県立劇場であり、帯山中(熊本市)が3年ぶり2度目の熊日大賞(グランプリ)に輝いた。熊日主催、日本製紙協賛。
コンクールは、県内の小中高生が個人4部門と合唱部門で研さんの成果を競う。合唱部門は本選のみで、今回は小学生の部に4団体、中学生の部に7団体が出場。出田敬三、岩尾健弘、岩本義久、大原靖久、古川かおり、松本強一、守屋由美の7氏が審査した。
帯山中は「春」(新川和江作詞、信長貴富作曲)を女声三部で披露。「豊かな表現力で全体的にまとまっており、洗練された美しい響きだった」と評価された。合唱部の田中愛莉部長(3年)は「熊日大賞を取りたいと思って練習してきた。観客に春が来る喜びを伝えられたと思う」と笑顔で話した。
準グランプリの日本製紙賞は、めのだけ小(山鹿市)が受賞。合唱部コメットの鈴木田咲良部長(6年)は「別のコンクールが直前にあったので練習期間が短かったけど集中して取り組み、結果を出せて良かった」と喜んだ。
両校は来年2月1日、熊本市中央区の市民会館シアーズホーム夢ホールである受賞者演奏会に出場する。(前田晃志)
その他の受賞は次の通り。
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