石破首相に追加告発状 収支報告書の過少記載容疑
神戸学院大の上脇博之教授は10日、石破茂首相が代表を務めた政治団体の政治資金収支報告書で新たに過少記載が見つかったとして、石破首相や関連する政治団体の会計責任者に対する政治資金規正法違反容疑での告発状を東京地検に出したと明らかにした。上脇氏は3日にも石破首相らの同様の告発状を出している。
10日付の告発状によると、石破首相が代表だった「自民党鳥取県支部連合会」は2022年に党支部に交付金として支出した計約128万円を収支報告書に記載しなかったとしている。石破首相らが代表を務めた政治団体「水月会」でも、政治資金パーティー収入の記載がなかったという。