地震倒壊家屋を再現し救助訓練 企業が装置開発、菊陽町で公開

共同通信 2024年10月6日 19:18
 地震で倒壊した木造家屋を再現した装置で、救助訓練をする消防団員ら=6日午後、熊本県菊陽町
 地震で倒壊した木造家屋を再現した装置で、救助訓練をする消防団員ら=6日午後、熊本県菊陽町

 地震で倒壊した木造家屋を再現し、閉じ込められた人の救助訓練ができる装置を東京の企業が開発し、菊陽町で6日開かれた防災イベントで公開した。消防団員13人と災害派遣医療チーム(DMAT)5人が実際に装置を使って救助訓練を体験、効果を実感した。

 企業は「減災ソリューションズ」。元警官で警察庁所属時に熊本地震の対応に当たった加古嘉信社長が救助事例を検証し、開発を進めた。

 この日行われた訓練は1階の空間部分に3人が閉じ込められたと想定。消防団員が2階の床部分にのこぎりで穴を開け、DMATメンバーが脚を挟まれた状態のダミー人形に点滴と薬剤を投与してから救助する流れを確認した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧