ガザ停戦求める訴え、各地で 戦闘開始から1年、集会や行進
パレスチナ自治区ガザで、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘開始から7日で1年となるのを前に、死者が4万人を超え、被害が深刻なガザへの攻撃中止を求める集会やデモ行進が5日、各地で行われた。「今すぐ停戦」と気勢を上げる人や、静かに祈りをささげる人の姿が見られた。
東京・渋谷では降りしきる大粒の雨の中、傘を片手に在日パレスチナ人や支援者が行進。主催者によると、約1500人が参加した。「誰も殺すな」などと日本語、英語、アラビア語でシュプレヒコールを上げた。
在日パレスチナ団体のモハメド・ファラジャラさん(28)は「日本人にも抑止力となる行動を取ってほしい」と訴えた。
熊本市では、ガザでの犠牲者を悼む「赤い涙」を1枚の白地の布に描く催しが開かれた。犠牲者の名前と年齢が1人ずつ読み上げられ、足を止めた通行人が膝を突いて筆を持ち、布には約50滴の涙が表された。マレーシアからの留学生ワジハ・サカーさん(32)は「(戦闘が)続いていて悲しい。何か変化があるといいな」と平和を願った。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「社会」記事一覧-
クマに襲われ80代女性けが 新潟・妙高市の農道で
共同通信 -
小学生娘の首を絞めた疑い 母親を逮捕、山口
共同通信 -
横田めぐみさん再会誓い合唱 「早く日本に戻ってきて」
共同通信 -
男女の教育格差巡り31日シンポ 研究者や学生ら道筋議論
共同通信 -
能登豪雨の農業被害、1724件 水田収穫できず、激甚災害指定へ
共同通信 -
解体前、卒業生らが学びやに別れ 福島・双葉中旧校舎など一般公開
共同通信 -
在日3世「沖縄に関心を」 群馬朝鮮学校で弁護士講演
共同通信 -
「湧き水少なく県民安心」 リニア調査現場視察の静岡知事
共同通信 -
普天間返還、取り組み強調 米海兵隊司令官「100%進行」
共同通信 -
浜松突風、竜巻の可能性 風速50メートル、被害40件
共同通信