男女の教育格差巡り31日シンポ 研究者や学生ら道筋議論
教育分野における地域ごとの男女格差の実態や、不平等解消への道筋を議論するシンポジウム「地域からジェンダー平等を」が31日、東京都渋谷区の東京ウィメンズプラザで開かれる。ジェンダー研究の専門家や現役大学生らが登壇する。主催は共同通信社。
教員らのキャリア形成をジェンダーの視点で分析している九州大教授の河野銀子さんのほか、地方に住む女子生徒の進学の選択肢を広げる「#Your Choice Project」代表で東大4年の川崎莉音さんが登壇。女子生徒支援に取り組む山田進太郎D&I財団の石倉秀明さん、「Gender Action Platform」の大崎麻子さん、デリカウイングの細川志織さんも参加する。
世界経済フォーラムが今年公表した「男女格差(ジェンダー・ギャップ)報告」で日本は146カ国中118位で、先進7カ国(G7)では最下位。教育は72位だった。
シンポジウムは31日午後1時開始で無料。オンラインでも参加できる。問い合わせはシンポジウム事務局、電話03(6252)6044。