旭川いじめ再調査、13日に公表 再発防止策を提言
北海道旭川市で2021年、いじめを受けた中学2年広瀬爽彩さんが自殺した問題で、市は12日、いじめと自殺の因果関係を認めた再調査委員会の報告書を13日に公表すると明らかにした。再発防止策の提言が盛り込まれる。同日午前に今津寛介市長が市議会に報告し、市のホームページに掲載する。
市が設置した再調査委は6月、記者会見して調査結果の概要を説明し、今月1日に市長に報告書を提出した。
再調査結果などによると、広瀬さんは19年の中学入学後間もなく、性的ないじめを含め、学校のクラス内外で計7件のいじめを受けてPTSDを発症。「いじめが存在しなければ自殺は起こらなかった」と結論付けた。