「展開ラグビーで勝負」 創部52年目の古豪、2年ぶり全国へ 熊本ラグビースクール
中学ラグビーの日本一を決める第15回全国中学生ラグビー大会(14日開幕、茨城県)に、熊本ラグビースクール(RS)が九州代表として出場する。斉藤渉主将(出水中)は「全国の強豪に通用するか試したい」と意気込んでいる。
熊本RSは県予選(リーグ戦)を3戦全勝。九州大会は1回戦の鹿児島オールブラックスを28-7で下すと、準決勝も宮崎RSに36-5で快勝。決勝では鞘ヶ谷RS(福岡)に0-33で敗れたものの、2年ぶり3度目の全国挑戦を決めた。
今年のチームは攻撃の要のFB竹原海斗(京陵中)を中心に、キックを多用する展開ラグビーが武器だ。橋口賢一ヘッドコーチは「身長180センチ超の選手がいない小柄なチームだが、県内の高校生に胸を借りて成長した。大きい相手にも献身的な守備ができるようになった」と目を細める。
創部52年目。2012年にはパリ五輪代表の石田大河(九州学院高出)を擁して全国中学生大会で4強入りした。「当時のチームより戦術理解度は高い」と橋口コーチ。斉藤主将は「全国大会で勝つのが目標。キックで攻め込むラグビーを全国の舞台で見せつけたい」と話している。(高橋俊啓)
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