JR九州、熊本駅直結のシェアオフィスを29日オープン 在来線高架下の飲食店跡に
JR九州は、熊本駅の白川口(東口)駅前広場に面した在来線高架下に29日、シェアオフィス施設を開設する。駅に直結した交通利便性を生かし、ビジネス需要を取り込む狙い。シェアオフィスの開設は熊本県内で初めてで、博多駅や鹿児島中央駅周辺に続き九州で6店舗目。
施設名は「Q-Works KUMAMOTO」(キューワークス クマモト)。営業終了した飲食店跡のスペースを活用する。施設面積は134平方メートルで、40席のフリー席や五つの個室ブース、会議室などを設ける。無人で運営する。
24日、福岡市のJR九州本社で会見した古宮洋二社長は「県庁所在地などの主な駅では、一定の利用需要が見込める。空きスペースを探して今後も事業展開していきたい」と述べた。
営業時間は午前6時~午後11時(初日は午前9時オープン)。一時利用と月額利用で料金が異なる。一時利用はフリー席30分275円、個室ブース30分385円など。専用サイトに登録したクレジットカードでの支払いとなる。(立石真一)
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