箱根駅伝に「水上村」ロゴも 青学大陸上部のユニホームに掲出契約 広告効果9億円見込む

熊本日日新聞 2024年7月11日 12:17
水上村のロゴマークが入ったユニホームを手にする青山学院大陸上部の原晋監督(右)と中嶽弘継村長=10日、神奈川県相模原市(同村提供)
水上村のロゴマークが入ったユニホームを手にする青山学院大陸上部の原晋監督(右)と中嶽弘継村長=10日、神奈川県相模原市(同村提供)

 水上村は10日、今年1月の箱根駅伝で7度目の総合優勝を果たした青山学院大陸上部のユニホームに、村のロゴを掲出する契約を結んだと発表した。1年契約。村は、村内にクロスカントリーコースを整備し、陸上合宿誘致に力を入れており、知名度向上を狙う今回の広告効果を約9億円と試算する。

 村は、青学大陸上部の原晋監督が代表を務める一般社団法人「アスリートキャリアセンター」(東京)と包括連携協定を締結。原監督に村地方創生推進アドバイザーを委嘱している。3月には部員約60人が村で合宿を開いた。

 ロゴ掲出は、原監督から「村とより一層の協力や連携を図りたい」と打診があった。村議会は広告料1250万円を盛り込んだ2024年度一般会計補正予算を可決した。財源はふるさと納税を積み立てた基金を充てた。

 ロゴの大きさは最大40平方センチと規定され、20年からロゴの契約を結ぶ新潟県妙高市と並んで掲出される。

 原監督は村ホームページを通じて「箱根駅伝をはじめとした大会に出走することで、多くの方に村のことを知っていただき、訪れるきっかけとしていただきたい」とコメント。中嶽弘継村長は「今回の契約を機に、村の地方創生の取り組みをさらに加速させたい」とした。(井田真太郎)

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