ファンの〝みくりんコール〟に涙 田中美久〝卒コン〟に密着! 「熊本といえば田中美久と言われる存在に」

熊本日日新聞 2024年3月30日 20:00
卒業コンサート終演後、熊日のインタビューに応じた田中美久=9日、福岡市
卒業コンサート終演後、熊日のインタビューに応じた田中美久=9日、福岡市
「HKT48」の団旗を掲げ凜々しい表情で「意志」を歌う田中美久(ⓒMercury)
「HKT48」の団旗を掲げ凜々しい表情で「意志」を歌う田中美久(ⓒMercury)
オープニングブロックで「君はもっとできる」を披露する田中美久
オープニングブロックで「君はもっとできる」を披露する田中美久

 昨年末に約10年間所属したアイドルグループ「HKT48」を卒業した田中美久(22)=熊本県出身=が、1日限定でグループに復帰。〝みくの日〟こと3月9日、福岡サンパレス(福岡市)で卒業コンサートを開いた。「みーくりん! みーくりん!」。冒頭、2千人のファンに向かって田中は「最後のアイドル姿、目に焼きつけてください!」と声を張り上げた。

 人気アイドルの証しとされる〝卒コン〟。ステージは、先輩の指原莉乃が最後にセンターを務めた『意志』からスタート。ミュージックビデオの中で指原から受け取ったHKT48の団旗を再びステージで掲げ、後輩たちと堂々としたパフォーマンスを繰り広げた。

新曲でセンターを務めた後輩メンバー2人と「初恋よ こんにちは」を披露した田中美久(中央)
新曲でセンターを務めた後輩メンバー2人と「初恋よ こんにちは」を披露した田中美久(中央)
ファンの近くまで行き、楽曲を披露する田中美久
ファンの近くまで行き、楽曲を披露する田中美久

 一番こだわったという自身の軌跡をたどるコーナーでは、初めてAKB48として選抜入りした『11月のアンクレット』や、2018年のAKB48選抜総選挙で自己最高10位にランクインした思い出の『センチメンタルトレイン』などを当時の映像とともに披露。『好き 好き 好き』では、久しぶりの16回連続〝みくりんコール〟に感極まり、手で顔を覆った。「本当にうれしくて胸に響いた。一生忘れない」

同期の3期生メンバーと「GIVE ME FIVE!」を披露する田中美久
同期の3期生メンバーと「GIVE ME FIVE!」を披露する田中美久
AKB48として選抜メンバー入りした楽曲「サステナブル」を披露した田中美久(中央)
AKB48として選抜メンバー入りした楽曲「サステナブル」を披露した田中美久(中央)

 会場には卒業生たちも駆けつけた。「なこみく」こと同期で同い年の矢吹奈子とは『生意気リップス』を、矢吹、田島芽瑠、朝長美桜、メンバーの松岡はなとは、田中がセンターの『ロマンティック病』をフルコーラスで歌った。

卒業生の矢吹奈子(右)と2人のユニット曲「生意気リップス」を披露した田中美久(ⓒMercury)
卒業生の矢吹奈子(右)と2人のユニット曲「生意気リップス」を披露した田中美久(ⓒMercury)
卒業生らと一緒に自身のセンター曲「ロマンティック病」を披露した田中美久(中央)(ⓒMercury)
卒業生らと一緒に自身のセンター曲「ロマンティック病」を披露した田中美久(中央)(ⓒMercury)

 アンコールでは、「昔からお世話になっている衣装さんに作ってもらった」というラベンダー色のレースがあしらわれたドレスに身を包み登場。自身で作詞を手がけ、古里熊本への感謝の気持ちをつづった『わたしのふるさと』をしっとりと歌い上げ、「HKT48で過ごした時間は人生で一番の思い出で青春」と感謝の思いを伝えた。最後は「本当に本当にありがとうございました。大好きだよー‼」と笑顔で一礼。ファンに向かって投げキッスすると、盛大な拍手に包まれながら舞台を下りた。

卒業ドレスに身を包み、アンコールで再びファンの前に姿を現した田中美久(ⓒMercury)
卒業ドレスに身を包み、アンコールで再びファンの前に姿を現した田中美久(ⓒMercury)
ファンに感謝の言葉を伝える田中美久(ⓒMercury)
ファンに感謝の言葉を伝える田中美久(ⓒMercury)
最後にメンバーたちに見守られながら客席のファンへ手を振る田中美久(ⓒMercury)
最後にメンバーたちに見守られながら客席のファンへ手を振る田中美久(ⓒMercury)
ファンの歓声を受けながら舞台を降りる田中美久
ファンの歓声を受けながら舞台を降りる田中美久

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