青木一彦参院議員、茂木派退会へ 自民参院幹部も離脱方向
自民党の青木一彦参院議員(鳥取・島根選挙区)は26日、所属する茂木派(平成研究会)を退会する意向を表明した。父親は「参院のドン」と呼ばれた故青木幹雄元官房長官。国会内で記者団の取材に応じた。関口昌一参院議員会長も党会合で、自身を含む参院幹部4人が派閥を離脱する方向だと説明した。関係者が明らかにした。
参院幹部4人のうち関口氏と石井準一国対委員長、福岡資麿政審会長の3人が茂木派、松山政司幹事長が岸田派に所属している。茂木派を巡っては、小渕優子選対委員長が25日に退会意向を表明した。自民派閥の政治資金パーティー裏金事件への批判が高まる中、離脱者が相次いでいる状況だ。