熊本18位、入賞ならず　全国都道府県対抗男子駅伝　長野が10度目頂点

　第29回全国都道府県対抗男子駅伝は21日、広島市の平和記念公園前を発着する7区間48キロで競い、長野が大会新の2時間17分0秒で頂点に立った。新型コロナウイルスの影響で中止となった2年を挟んで3大会連続10度目の優勝となった。熊本は2時間22分18秒で18位だった。

　熊本は1区の●山一颯（九州学院高）が14位発進。2区の平方勇多（本渡中）が1人を抜いた。3区で19位に下がったが、高校生区間の4区正岡優翔（熊本工高）と5区水野夢大（九州学院高）が3人ずつを抜いて13位まで盛り返した。最終7区の赤﨑暁（九電工、開新高出）は14位でたすきを受けたが、順位を四つ下げた。

　長野は4位で出た4区の永原颯磨（佐久長聖高）が区間1位で先頭に立ち、5区の山口竣平（佐久長聖高）も区間賞。7区の鈴木芽吹（駒大）が区間新記録を達成し、最後は2位埼玉に2分11秒の大差をつけた。

　千葉が3位。1区で長崎の川原琉人（五島南高）、3区で大阪の葛西潤（旭化成）がともに区間新記録を樹立した。

　（スタート時＝午後0時30分の天候晴れ、気温15・3度、湿度56・3%、西の風2・4メートル）

※●は木へんに温のツクリ