戦争が奪った母の色、匂い(大橋敏雄、85、元会社員、宇土市)
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今夏も本欄の特集「終戦の日」の投稿文を読ませていただいた。改めて戦争の悲惨さ、むごたらしさが胸を打ち、涙した。 戦争とは視覚、嗅覚をも奪ってしまうことである。私の手元に1枚のカラー写真がある。1945(昭和20)年7月1日夜半の熊本大...
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熊本市出身。早回しの歌に乗せた形態模写やデフォルメの効いた顔まねでデビューして45年。声帯模写も身に付けてコンサートや座長公演、ドラマなど活躍の場は限りなく、「五木ロボ」といった唯一無二の芸を世に送り続ける“ものまね界のレジェンド”です。その芸の奥義と半生を「ものまね道」と題して語ります。